・「なぜ、私(Joe)がGlobal Village International Preschoolを開園したのか?」
・「その後のGlobal Village International Preschoolの歩み」
・「Global Village International PreschoolのIT教育」
これらをシリーズで連載したいと考えていますので、よろしくお願いします。
私は、大学卒業後、就職前に外国に行って見聞を広めたいと思い、32年前、ブラジルから来日しました。
日本を選んだ理由は、義兄が仕事で大阪に滞在していたのと、身近にも日系人がいたので、日本文化に興味を持っていました。
来日当時は、子どもや大人に英語を教えていましたが、いくら教材を作っても、話せるようになるためにレッスンを工夫しても生徒の会話力はあまり上達しませんでした。
また、話せるようになっても私が教室の外に出ると、みんな日本語で話している状況です。
これが大きな壁でした。本来言葉は自然に出てくるもの。“さあしゃべりましょう”とその時だけ英語になるのではなく、日常で使えなければ意味がない。
そこで、私は話せるようになる方法は、3つしかないと考えました。
1.留学する
2.英語を使う家族と一緒に住む
3.一日中イマージョン教育を受ける
でした。
1,2は小さい子は無理なので、3のアイデアのプリスクールしかないという結論に達しました。
そのためのアイデアを何年か温めていましたし、両親は小学校教諭、姉は支援学校の校長、結婚相手も幼稚園教諭、自然にinternational Preschool開園という考えに至りました。
また、英語だけでなくITは21世紀を生きるための必須科目。幼児期よりPCも導入して…
さまざまな理想を掲げて開園に向けての準備にかかりました。
ただ、2001年当時、幼児期から英語の園に通うことや小さな子にPCを触らせることが一般的ではありませんでしたので、カリキュラムや教材作りなどと寝る間も惜しんで突っ走りました。
しかし、充実感も大きく、近い将来必ず、自分の試みが日本の英語教育に一石を投じるきっかけになるとの信念を持ち、進めて行きました。
次回に続く・・・