千里丘校では11月に、吹田市東署の消防職員さんにご来園いただき、総合避難訓練を実施しました。
当日は、火災を想定した避難訓練を行い、子どもたちはいつもどおり落ち着いて園庭へ避難することができました。園ではオフィスから119番通報の訓練も行っていますが、何度経験しても緊張するものです。今回も無事に通報を終え、園庭へ向かうと、ちょうど消防自動車に乗って消防職員さんが到着されました。
園庭に入ってくる消防自動車を見て、子どもたちからは大きな歓声があがりました。
その後、消防職員さんから火災時の注意点についてお話をいただき、大人向けに消火器の使い方のレクチャーもしていただきました。園職員による水消火器を使った消火訓練では、
「ピン・ポン・パン」（ピンを抜く → ホースを外す → 噴射する）
という覚えやすい合言葉も教わりました。子どもたちも先生たちの訓練をしっかり応援してくれていました。
また、クラスごとに消防車両を見学させていただき、ホースを持たせてもらったり、はしごが伸びる様子を見たり、普段目にすることのない器具に興味津々の子どもたち。いちばん小さな Ladybugs クラスの子どもたちも、いろいろな設備に触れさせてもらい、とても嬉しそうでした。
こうした実体験を通して、火災や安全についての理解を深めるとともに、「将来、この中から消防職員が生まれるかも…！」と、職員一同、密かに期待しながら訓練を終えました。
今回も温かくご協力くださった吹田市東署の皆さま、本当にありがとうございました。