《英語上達への道》②

《英語上達への道》第二弾はMitsuyoがお送りいたします。

Global Village International Preschoolで長く働いている私(Mitsuyo)ですが、まだまだ英語は学びの途中、正直日々苦労しております。(笑)

 

こうして毎日何食わぬ顔で英語を使って仕事をしている私ですが、学生の頃は英語には興味がなく、試験の成績も散々、出された課題は友達に手伝ってもらうみたいな感じでした。

月日は流れ、こうしてGlobalで働いているこの状況は、私の人生の七不思議のひとつです。

英語に興味がなかった私にいったい何が起こったのか、私の英語道への歩みを紐解いてみたいと思います。

 

まず、私の学生時代の英語の授業は、文法、読解が主流でした。話す、聞くというのは、日本人の英語の先生が文章を読み、みんなでそれをリピートするというスタイルの授業に面白さを見いだせず私にとって英語は遠い世界の言語、英語が出来なくても生活に困るわけでもないし…となんとなく思うようになり、卒業後も英語とは関わることのない人生を過ごしておりました。

 

ある時、友達数名と生まれて初めての海外旅行に行くことになりました。行先は、ハワイ!!初めての海外旅行、テンション上がりっぱなしでガイドブック片手にみんなでローカルのバスに乗り色々なところへ行きました。その頃のハワイはまだ日本語表示が少なく必然的に英語でコミュニケーションを取らなければならない状況でした。若く怖いもの知らずの私達にローカルのおじさまやおばさま達が笑顔で色々話しかけてくれ、親切にしてくれました。英語が出来ない私たちは身振り手振り、片言の単語を使いそれなりにコミュニケーションをとっていましたが、会話が長く成り立たないという状態や、おじさま、おばさまが「通じてないな」と時折見せる寂しそうな視線は、テンション上がっていた私の心にチクリと小さく刺さりました。同時にどこか寂しさを覚え、言いたいこと言えたらもっと楽しいんだろうな…という気持ちが芽生えたのを今でも覚えています。とは言え根っからの勉強嫌いの私はそんな気持ちを抱えながらもこれと言って英語を頑張ろう!なんて気持ちにはなりませんでした。そんな時、英語が好きな友達に、「英会話スクールに行きたいんだけど、一緒に見学に行かない?」と誘われました。新しいことが好きな私は、英会話スクールってどんなところ?と軽い気持ちで見学に行き、言われるままにデモレッスンに参加、始まると…

「うわ〜(泣)、外国人が話しかけてくる!イ、イントロダクションって何?それも笑顔。何言ってるのか全く不明。助けて〜わかんない、そんな哀れな目で見ないで~どうしよう…」ともう密かに心はパニックで散々な結果でした。でも、どこかでハワイで味わった寂しさをふと思い出し「そうだな、やってみようかな~」とそのまま入会。これが私の始めの一歩でした。

 

ただし、英語に興味のなかった私です。英会話のレッスンは通常3人ほどのグループレッスンでしたが、私の場合、そのグループレッスンに入れる実力がないということで、初心者グループに入る為の準備クラスからのスタートでした。後で聞いたのですがこれはレアな状況だったらしいです。(笑)それも、外国人の先生とマンツーマン。毎回ある意味追い込まれてましたが、今日はどんなことを先生に話してみようかなとレッスンの前は必ず本屋に行き英会話の本をチラ見し、言いたいセンテンスを覚えてからレッスンに臨んでいました。

その後、無事にグループレッスンに参加できるようになり、今度は一緒にレッスンを受ける生徒さんのレベルについていけない、足を引っ張ったらどうしようという、恐怖とプレッシャーを感じていましたが、勉強は苦手。テキストを開くと速攻夢の中。そこで考えたのがテキストについてるCDを聞いてみよう、これなら眠たくならないはず。そう思い、通勤途中に音楽を聴くみたいにひたすらCDを聞き、英会話スクールのフリートークの部屋にもドキドキしながら通い、周りの人が話す言い方をメモしたり真似したりしていました。でも、いっこうに英語は上達しません。言いたいことを「日本語から英語に翻訳、聞いた英語を日本語に翻訳」単語力もなく文法も苦手だった私にしたらもう毎回思考回路がパンパンになっていました。

自分以外の人がみんな流暢に話す姿をみて、出来ない自分に落ち込んだり、上手く説明できず悔しかったりの日々を送っていました。でも英語の本を開くと睡魔に襲われる、そんな悶々とした中でもCDは聞き続けていました。

ある日の帰り道、いつものようにCDを聞いて歩いていたら、突然頭の中で英語のセンテンスに英語で返した瞬間がありました。「え?」と自分自身に何が起こったのかよくわからなかったのですが、頭から日本語が消え、英語に英語で答えたあの不思議な感覚を今でも覚えています。こんなの普通と思われる方がほとんどだと思いますが、何事も遠回りして学ぶ私には、あの瞬間の自分の頭で起こったことはものすごい事でした。

 

それ以降もまだぺーぺーの私は、変わらず英会話スクールのお世話になっていました。友達もでき、以前より楽しく通っていました。わからないプレッシャーも学びの1つとドキドキしながらも先生達や生徒さんとも何となく会話が成り立つようになってきました。

そうなると、「海外ってどんな感じ?」「私の英語ってどうなん?通じる?」と

1つの野望(夢)がムクムクと私の中に生まれたのです。

 

この続きは、次回の「爆笑波乱万丈編」に続きます。お楽しみに~

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